看護師が気にする「求人情報」とは?

看護師は年齢やキャリアによって、求める職場の条件が大きく変わる傾向があります。より多くの応募を集めるには、看護師のニーズに合った情報を的確に盛り込んだ求人広告を作成することが重要です。

本記事では、ナース専科が実施した「看護師の働き方に関する意識調査(2024年)」をもとに、看護師が求人で重視する3つのポイントをご紹介します。※株式会社エス・エム・エス(SMS)が運営する看護師向け総合サービスです。

看護師が重視する求人情報の3つのポイント

【1】ワークライフバランス

調査では、看護師が最も重視する項目は「仕事とプライベートの両立」(43.2%)であることが明らかになりました。


看護師はまず病院でキャリアをスタートします。病院勤務では、急患対応や残業、勉強会・委員会などによりプライベートの時間が圧迫される傾向があります。そのため、転職先には「プライベートを大切にできる職場」を求めるケースが増えています。

求人広告では、ワークライフバランスの良さを具体的に記載することが応募促進の鍵となります。

<ワークライフバランス訴求の記載例
残業なし/月〇時間以内(10時間以内だと魅力的)
委員会・勉強会なし(あっても年数回・強制なし)
年間休日120日以上
お子さんの登園・通学の時間に合わせて出勤O
夜勤なし/夜勤なしのシフトも相談OK

【2】入職時のサポート体制

入職後のサポート体制は、看護師にとって非常に重要な判断材料です。特に「業務マニュアルの整備」に不満を感じる人が多く、教育担当者やプリセプターによる指導のばらつきに不安を抱くケースが見られます。

求人広告では「先輩からの丁寧な指導があります」といった表現に加えて、マニュアルの有無や教育体制の具体的な内容を記載することで、より安心感を与えられます。

<サポート体制訴求の記載例>
・全職員が共通の対応ができるようマニュアルを整備
・指導の偏りや漏れを防ぐための事例共有会を実施
・一定期間、先輩職員が同行研修を実施(訪問看護の場合)

【3】業務内容の詳細

看護師の退職理由として多い「業務内容の不一致」は、20〜30代で3位、40代でも5位に入っています。特に、病院勤務から他の施設へ転職した際、業務内容の違いに戸惑うケースが多く見られます。

若手看護師が介護施設や訪問看護事業所など、異なる施設形態へ転職する際には、業務や患者の特性の違いに戸惑うことがあります。その結果、入職後のギャップが原因で早期退職につながってしまいます。

求人広告では「看護業務全般」といった抽象的な記載ではなく、具体的な業務内容を明記することが重要です。

<具体的な業務の記載例>
対応する症状/介護度/患者数など
1日の業務スケジュール(訪問介護ならエリアや1日の訪問件数など)
・注射・点滴など医療行為の頻度
専門的な処置の有無(例:内視鏡検査の補助など)
おむつ交換や入浴介助の業務比率(専任の看護助手の有無
夜勤体制・オンコール対応の回数や人数

【看護師目線で作成された求人広告の良い例】

■介護施設、病院、クリニックなど
※スマートフォンで表示される場合のイメージです。縦長を3分割して表示しています。

【作成時のポイント】

・子育て中・ブランク明けの方向けに安心感が伝わるキャッチコピー・アピール文を設置

業務の具体的なイメージが湧くよう、利用者数や要介護度、人員配置、1日の流れを明記

勉強会・委員会の有無や頻度、業務時間内での実施状況を明記し、働き方への不安を払拭

■訪問看護、定期巡回、看護小規模多機能など
※スマートフォンで表示される場合のイメージです。縦長を3分割して表示しています。

【作成時のポイント】

・共感を得られるよう理念や想いをアピール文に反映

未経験者でも安心して応募できるよう、研修体制や未経験から活躍している事例を紹介

訪問中の急変時対応のフォロー体制を明記し、不安を払拭

伝えるべき情報を“看護師目線”で選ぶ

どの医療機関・介護事業所でも看護師の需要は高まり、優秀な人材の確保がますます難しくなっています。まずは、現在の求人広告に以下の3つがしっかり記載されているかを確認しましょう。

・ワークライフバランスの訴求
・入職後のサポート体制
・業務内容の具体的な記載

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