
応募の決め手となる業務内容
求職者は求人票の勤務地や給料だけを見て応募を決めるわけではありません。条件がよかったとしても、自分にできそうにない業務の場合は応募をためらいます。自分の経験や資格が活かせる業務か、挑戦してみたい業務かを重要視しています。業務内容で「差別化」して多くの応募を集めましょう。

介護・障がい福祉の業務はどれも似ていて差別化が難しいです…
<実は簡単!業務内容の差別化>
介護サービスは居宅、施設、地域密着型など様々なサービスが提供されています。似ているようですが、メイン業務や必要な資格、身につくスキルや知識などには違いがあります。まずは業務内容を洗い出し、つぎに職場の特徴をプラスすると、貴社の個性が際立ちます。
▶サービス種別で差別化:施設と訪問介護など同じ介護業務でも利用者の要介護度や関わり方、必要なスキルが異なります。
▶職場の特徴で差別化:活躍している職員のタイプ、文化、教育体制はそれぞれの職場ごとに特徴があります。
働くイメージを伝えて応募の後押し
求職者はよりよい職場を求めて転職活動をしています。特に同僚や上司がどのような環境や雰囲気の中で業務に取り組んでいるのかに興味があります。入社後の業務量や一日のスケジュールなど、働き方がわかると応募しやすくなります。
<ポイント1:業務の詳細>
業務の詳細を伝えてみましょう。仕事のボリュームを伝えるためには、一日のスケジュールや職種別の業務分担などを具体的に記載するとイメージがつきやすくなります。また業務にどう関わるかの例として、活かせる経験やスキルを明記するとよいでしょう。また利用者にどのようなケアを提供したいか、自社の介護方針も紹介するとミスマッチを減らすこともできます。
<ポイント2:職場環境>
応募者は業務内容だけでなく、働く環境がわかると応募しやすくなります。残業や定期的な会議の有無は数字でわかりやすく示しましょう。また入社後にスキルアップや成長機会があるかどうかも気にするポイントです。研修や資格取得支援などがあれば記載するとプラスになります。また、どの年代の職員が多いのかなどもわかるとよいでしょう。
差別化の3つの具体例
【①一日のタイムスケジュールで差別化】
業務内容を列挙するだけではなく、1日の大まかなタイムスケジュールや体制を伝えることで働くイメージがつきやすくなります。中心となる業務や何名くらいの利用者に対応するのかなどの補足説明があると応募者の不安が解消され、応募につながりやすくなります。
<デイサービスの例>
(Before)業務内容:デイサービスの介護業務全般
(After)業務内容:デイサービスの介護業務(定員18名×職員5名体制)食事・入浴・排泄、レクリエーション、介護記録などの介護サービスをお任せします。送迎ドライバーは専任職員が担当します。※1
(一日のタイムスケジュール)※2
| 8:30 | 出勤 | 13:00~14:30 | トイレ付き添い、見守り、利用記録入力、おやつ準備 |
| 8:40 | 利用者、備品などの確認と準備 | 15:00 | おやつ |
| 8:50 | 朝礼 | 15:30 | レクリエーション(体操など) |
| 9:00~11:30 | 利用者迎え、トイレ、入浴介助、体操、見守り、食事配膳 ※当日に担当を割り振り | 16:00 | 利用者お送り、掃除・洗濯、 |
| 11:30 | 食事・食事片付け | 16:30 | 終礼 |
| 12:45 | 休憩 ※交代制で1時間 | 17:00~17:30 | 残務、勉強会、掃除後に退勤 (残業なし)※3 |
▶応募者目線のポイント解説
※1「この業務なら経験したことがあるから応募してみよう!」
→主な業務を5つ程度具体的に記載することでスキルを活かせる応募者が集まります。
※2「デイサービスは初めてだけど、仕事の流れがよくわかった!」
→業務を行う時間帯や補足説明を示すことで実際に働く姿をイメージできます。
※3「残業の目安があると、プライベートとの調整がしやすい!」
→残業の有無や平均時間を記載することで勤務可能かを判断することができます。
【②業務内容を詳しく分解して差別化】
身体介助といっても業務内容は多岐に渡ります。例えば、入浴介助は一般浴と機械浴では必要なスキルや業務負担も異なります。何の業務をどのような体制で行うのかも応募者が気にしているポイントです。詳しく記載することで任せたい業務内容とミスマッチが少ない人材の応募が期待できます。
<有料老人ホームの例>
(Before)業務内容:有料老人ホームの入居者ケア
(After)業務内容:有料老人ホームの入居者に対する身体介護や生活支援業務。レクリエーションや季節行事の対応、ご家族や医療機関などとの連携もお願いします。※1
[お任せしたい業務]※2
・身体介護(食事介助、移動介助、入浴介助、排泄介助)
・生活援助(洗濯、掃除、調理)
・レクリエーション(企画・運営)
・リハビリ(立ち合い)
・緊急時の対応 (医療機関やご家族への連絡)
[当社の環境]
自立~要介護度が低めの利用者を対象とする住宅型有料老人ホームです。介護技術に加え、利用者とコミュニケーションを取りながら笑顔で接するなど、おもてなしのスキルも身につきます。未経験の方は入社後研修や資格取得支援があります。※3
▶応募者目線のポイント解説
※1「特養での経験が活かせそうな職場だな!」
→メイン業務以外の任せたい業務も記載することで経験者が集まりやすくなります。
※2「業務の詳細がわかると働くイメージができる!」
→業務を細分化して記載しましょう。箇条書きにすると見やすくなります。
※3「求められている役割がわかりやすい。挑戦してみたい!」
→利用者の要介護度や関わり方、身につくスキルを記載すると雰囲気が伝わります。
【③エピソードで差別化】
応募者は気持ちよく働ける職場環境なのかをとても気にしています。入職してからではないと把握しにくい情報なので、求人票の業務内容に記載があると差別化ができます。どのようなライフスタイルの職員が多いか、仕事のやりがいなど具体的なエピソードは求職者の興味を引きます。
<訪問介護の例>
(Before)業務内容:家事支援および身体介護 ※利用者の自宅に訪問
(After)利用者の自宅に訪問し、訪問ヘルパーとして身体介護・生活援助をお願いします。
[業務内容の詳細]※2
・身体介護(入浴、食事、排泄、更衣などの介助、通院などの付き添い)
・生活援助(掃除、洗濯、調理、シーツ交換、買い出しなど)
[訪問介護の業務とは] ※1
利用者が住み慣れたご自宅で自立した日常生活を送れるよう、必要なサポートを行います。一人ひとりに深く向き合い、寄り添った細やかなケアができます。
[こんな職員がいます] ※2
2人の子育てをしながら、すきま時間で勤務しています。直行直帰など時間を有効に使えるので両立できています。
[入社3年目の職員の声] ※3
よいケアを提供するため、職員同士でアイデアや情報共有しています。一人で悩まず、気軽に相談できる職場です。
▶応募者目線のポイント解説
※1「一対一の介護なら、自分の理想のケアができるかも…」
→利用者との関わりや職員の役割を記載すると仕事への向き合い方がわかります。
※2「同じライフスタイルの職員がいるから挑戦してみよう!」
→副業、シニアなど勤務形態別の働き方やメリットがあると安心感につながります。
※3「職員同士の関係がよい、切磋琢磨して働けそう!」
→職場の文化や価値観を職員の声で紹介して、雰囲気を伝えましょう。
まとめ
介護・医療・障害福祉・保育業務は似ているように見えますが、サービス種別や職場の方針、雰囲気によって一社ごとに明確な違いがあります。求職者は「自分にできそうか」の視点で応募をするかしないかの判断をします。業務内容はできるだけ詳しく記載する、職場の雰囲気を伝えることが競合他社との差別化につながります。求人票にはできるだけ多くの情報を掲載することが鉄則です。ウェルミージョブはWeb求人サービスです。文章だけではなく、画像など豊富な情報量を掲載し、求職者に貴社の魅力を伝えることができます。掲載や採用活動の疑問など、お気軽にご相談ください。


