
ミスマッチを防ぐための面接対策
面接は応募者と対面でコミュニケーションし、採用可否を決める最も重要な選考プロセスです。面接官は応募者のスキル・経験と人柄や考え方を見極めます。短時間で応募者を合否判断するためには、あらかじめ、介護・医療・障害福祉・保育業務にマッチした評価項目や採用基準を決めておくことが重要です。人材が定着しない職場は評価基準があいまい、面接時の見極め不足で採用している傾向があります。
※本記事を最後までお読みいただくと「面接選考シート」を無料でダウンロードできます。

評価項目を決めた面接選考シートを活用
面接は多くても2回が一般的。短期間でスキルと人物像を把握するのはとても難しいことです。また、面接官のスキルに差があったり、考え方や捉え方が異なると選考結果にバラツキがでてしまいます。面接選考シートは評価項目や見極めポイントを記載し、合否判断するために活用します。評価のものさしを持つことで、どの面接官が対応しても応募者を公平に選考でき、自社に適した人材を採用できるようになります。
<5つのメリット>
評価基準を持つことで、選考が円滑に進むようになります。さらに自法人に合った人材が活躍し、定着することで組織全体の活性化など良い効果をもたらします。
(1)面接官による評価のばらつきがなくなる
(2)見極め不足やミスジャッジの減少
(3)応募者の評価が可視化できる
(4)現場と採用部門で求める人材が一致
(5)面接の記録を蓄積でき、採用戦略に活用できる
すぐに始められる面接選考シートの作り方
面接選考シートの作成はたったの2ステップです。「求める人物像」の認識を合わせ、どのような視点で評価するかを決めます。貴社で活躍している人材を思い浮かべるとよいでしょう。
【ステップ1:求める人物像を明確にする】
活躍している、職員や利用者から慕われている人材が求める人物像です。イチから作る必要はありません。採用担当者や面接官だけでなく、現場の職員にもヒアリングするとミスマッチを減らせます。要件が多すぎると面接で判断するのが難しくなるので優先順位をつけるとよいでしょう。
<ポイント>
組織全体で検討することが重要。採用を判断する経営者、管理職、採用担当者と採用した人材が一緒に働く現場職員の両者の声を取り入れて、自社に合う人材要件を洗い出します。
【ステップ2:評価項目を定め、点数化で可視化】
次に判断するための評価項目を決めます。同時に評価のチェックポイントを決めておくと、質問しやすく、的確な判断ができます。また、評価結果は点数化しておくと客観的な合否判断に役立つでしょう。

<面接選考シートを活用した評価例>
「新しいことにチャレンジする職場」
(評価項目)
・行動力がある
・主体性をもって業務に取り組める
・向上心がある
(評価基準)
上記項目がすべて5段階で「3」以上の人材を採用する。
※採用担当者や他の面接官の認識を合わせられるよう点数化し、客観的に合否を判定する。
面接選考シートを使った面接のコツ
面接選考シートがあると、求める人物像であるかを見極めるための面接質問も明確になります。また、より貴社が求める人材を採用するために共通の評価項目とポジション別(管理職または一般職、介護職とリハビリ職など)の評価項目を作成しておくのもおすすめです。応募者の面接選考シートを記録し、採用活動を振り返ることで知見を貯められることもメリットです。以下からダウンロードできますので、貴社の今後の採用活動にお役立てください。
【質問を決めておく】
評価項目の判断ができる質問を用意。回答をどう掘り下げていくかまでシミュレーションしておくと人物像に深く迫れるでしょう。
【ポジションごとに作成】
リーダーやスタッフなどの役割別、介護職と医療職など職種別に用意しておきましょう。
【合否は客観的に判断】
採用責任者、面接官が点数を付けた根拠を共有し、認識をすり合わせてから公平に合否判定します。


